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専門医

専門医更新単位について(2024年8月19日更新)

専門医更新に必要な業績単位数

業績は、「学会・セミナー出席」、「学会発表」、「論文・著書」、「教育実績」の4群に分け、単位に換算します。更新を申請する年の8月末日までの5年間に、各群合わせて50単位以上の取得が必要です。

1) 学会・セミナー出席

  • 本学会学術大会、本学会専門医・認定医セミナー、本学会教育セミナーは出席それぞれ1回10単位、支部学術大会を5単位とし、5年間で、学術大会出席および専門医・認定医セミナーをそれぞれ1回以上を含む30単位を必須としますが、単位数は40単位が上限です。
    なお、本学会学術大会参加証の再発行は出来かねますので、大切に保管をお願い致します
  • 本学会支部学術大会(地方会)の単位は現地開催、オンデマンド配信を含むWEB開催の場合も「参加証」が発行される場合に単位として認められます。※「参加証」はその名称に限らず、受講証明書など参加したことを証明する書類のことであり、「領収書」は不可とします。
  • 緩和医療関連学会、基本領域の学会については出席1回3単位、本学会学術大会時に行われる「医療安全」、「医療倫理」、「感染対策」に関する講習会は出席1回2単位とし、出席回数にかかわらず上限は6単位とします。
  • 本学会学術大会時に行われる「医療安全」、「医療倫理」、「感染対策」に関する講習会は、本年度は必須ではありません。
  • 上記より、本群で取得できる 最大単位数は46単位となります。
  • 緩和医療関連学会、基本領域の学会の地方会は単位がつきませんのでご注意下さい。
  • 2020年・2024年の合同学術大会においては、緩和医療学術大会出席での10単位のみが認められます。関連学会としての日本サイコオンコロジー学会、日本がんサポーティブケア学会の出席での3単位は認められませんのでご注意ください。
本学会学術大会(10単位以上必須) 10単位
本学会専門医・認定医セミナー(10単位以上必須) 10単位
本学会教育セミナー 10単位
本学会支部学術大会 5単位
日本医学会総会 3単位
緩和医療関連学会・基本領域の学会
  • 緩和医療関連学会とは、以下の学会です。
    • 日本癌学会
    • 日本癌治療学会
    • 日本サイコオンコロジー学会
    • 日本ペインクリニック学会
    • 日本放射線腫瘍学会
    • 日本臨床腫瘍学会
    • 日本プライマリ・ケア連合学会
    • 日本がんサポーティブケア学会
    • 日本在宅医療連合学会
    • 日本循環器学会
    • 日本心不全学会
    • 日本老年医学会
  • 基本領域の学会とは、以下の18学会です。
    • 日本内科学会
    • 日本小児科学会
    • 日本皮膚科学会
    • 日本精神神経学会
    • 日本外科学会
    • 日本整形外科学会
    • 日本産科婦人科学会
    • 日本眼科学会
    • 日本耳鼻咽喉科学会
    • 日本泌尿器科学会
    • 日本脳神経外科学会
    • 日本医学放射線学会
    • 日本麻酔科学会
    • 日本病理学会
    • 日本臨床検査医学会
    • 日本救急医学会
    • 日本形成外科学会
    • 日本リハビリテーション医学会
3単位
本学会学術大会時に行われる「医療安全」、「医療倫理」、「感染対策」講習会出席 2単位

2) 学会発表

  • 1学会において、筆頭演者、共同演者を含めて複数の発表がある場合は、それぞれについて規定の単位数が認められます。
  • 発表の内容は、緩和医療に関するテーマに限ります。
    本学会学術大会 筆頭演者(口演・ポスター) 5単位
    共同演者 4単位
    本学会支部学術大会 筆頭演者(口演・ポスター) 3単位
    共同演者 2単位
    緩和医療関連学会
    ・基本領域の学会
    筆頭演者(口演・ポスター) 3単位

3) 論文・著書

  • 論文に関しては、英文か和文か、収載された雑誌にインパクトファクター(impact factor、以下 IF)がついているか、IFがない場合は査読があるか、の3項目について以下のように分類し、単位を設定します。以下の単位数は筆頭著者に対するもので、共著者についてはその0.8倍の単位数とします。これは、専門医を目指す医師の育成を推進することを目的に設定されました。
  • 収載雑誌の名称や論文の種類(原著、症例報告、総説など)は問いませんが、内容は緩和医療に関するテーマに限ります。
      筆頭 共同
    英文 IF あり 15単位 12単位
    IF なし* 査読 あり 10単位 8単位
    査読 なし 5単位 4単位
    和文 査読 あり 8単位 6単位
    査読 なし 4単位 3単位
    本学会学術誌 (Palliative Care Research) 10単位 8単位
  • 著書に関しては以下の通りで、緩和医療に関する内容に限ります。
      筆頭 共同
    緩和医療関連学術書・教科書 英文 10単位 8単位
    和文 5単位 4単位
    一般書 英文 5単位 4単位
    和文 2単位 1単位
  • 本学会学術誌 (Palliative Care Research)の査読を行った場合、1論文につき1単位を算定します。
    本学会学術誌 (Palliative Care Research) 査読 1単位

4) 教育実績(緩和医療に関する教育に限る)

  • 症例報告書の指導・署名は2例毎に1単位、専攻医1名につき10単位を上限とします。
    学会教育セミナー、専門医・認定セミナー講師 5単位
    教育機関での講義(*1) 5単位
    指導者研修会講師 3単位
    学会指導医講習会講師 3単位
    緩和ケア研修会ファシリテーター 1単位
    緩和ケア研修会講師 2単位
    医療機関等での講義(*2) 2単位
    専門医認定試験 筆記試験問題作成(*3) 1単位
    専門医認定試験 症例報告書審査(*3) 1単位
    専攻医 症例報告書の指導・署名(*3) 1単位/2例

*1:大学等の教育機関での講義、多職種の専門教育の講義とします。
*2:地域対象の講義等とします。企業が主催または共催するものは除きます。
*3:2024年度の実績より単位付与いたします。単位は年度末に付与されます。
  2024年度実績は2025年3月末に付与予定です。(2024年度更新時には使用できません)

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