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利益相反規定

利益相反申告についてのお知らせ

2024年8月 利益相反委員会
委員長 竹内 麻理

 本学会では平成 22 年に利益相反マネジメント(COI マネジメント)の指針を定め、研究・学会活動等に関する利益相反マネジメントを行ってまいりました。それから今日までに、日本国内における臨床研究の環境は大きく変化し、臨床研究等に関する社会的な問題等の発生をきっかけに、研究・学会活動等の健全化に向けた様々な取り組みが行われてきています。利益相反委員会では、より充実した医療体制整備のために、臨床研究の適切な実施と、公明性、中立性が担保された臨床研究に関する発表が行われる環境を整えるためには、より高い倫理性を担保した利益相反マネジメントを行うことが不可欠であると考えて参りました。

 日本医学会では、「日本医学会 医学研究の COI マネージメントに関するガイドライン」を 2011年2月に公表し、2014年2月改定・2015年3月に一部改定後、2017年3月に「日本医学会 COI 管理ガイドライン」と改称し大幅な改定が行われました。その後更に、2020年3月、2022年3月に一部改訂され、これに伴い日本医学会に所属する各学会では利益相反に関するマネジメントガイドラインを見直し始めております。そこで、本学会でも倫理・利益相反委員会、理事会において検討を重ね、2024年6月13日に「利益相反マネジメントの指針」の改定に至りました。

つきましては、以下の皆さまにおかれましては、利益相反に関する自己申告をお願いいたします。

  • 学会役員:理事(特任理事も含む)、監事
  • 各委員会:委員長、副委員長、委員(WPG 員、WG 員も含む)
  • 学術大会・支部学術大会:大会長、組織委員長、組織副委員長、事務局長、および組織委員(WG 員も含む)
  • 学術大会発表者:座長、筆頭演者、研究責任者(抄録登録時および発表時に報告)
  • 教育セミナー関連:座長、発表者(抄録登録時および発表時に報告)
  • 学会誌投稿者:筆頭著者、共著者全員

 学会役員に加えて、各委員会委員等にも、引き続き就任前報告と共に年一度の定期報告を行っていただきます。なお、就任後、新たに COI 状態が発生した場合には、日本医学会COI管理ガイドラインに準じて自主的に報告(臨時報告)をお願いいたします。
また、学会誌発表に関しては筆頭著者および共著者全員に、利益相反事項の報告をお願いいたします。
さらに、学術大会に関しては、大会長、組織委員長、組織副委員長、事務局長、および組織委員(WG 員も含む)は就任前報告ならびに定期報告、臨時報告をお願いいたします。
学術大会発表(教育セミナー発表)に関しては、筆頭演者と共に研究責任者また座長に発表にあたっての報告をお願いいたします。

 なお、利益相反規定や関連する規則につきましては、6月に改定した新指針に基づき現在改定作業中でございます。本来なら、諸規則が整ったところで広報を行うことが望ましいところですが、まずは会員の皆様にご理解いただきたいと考えお知らせ申し上げます。

 本学会は人々のQOLの向上を目指し、緩和医療を発展させるための学際的かつ学術的研究を促進し、その実践と教育を通して社会に貢献することを目的としております。本学会の役職員の活動および、本学会にて発表される学術的な取り組みに対して、患者・家族を含む社会から信頼していただけるよう、利益相反の取り組みに対し、皆さまのご理解・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

※開示期間: 前年(1月1日~12月31日)

  • 様式1 学術大会発表者用

    ①発表者用②座長用

  • 様式2 学会誌発表者用
  • 様式3 就任前報告
    • 学会役員:理事(特任理事も含む)、監事
    • 各委員会:委員長、副委員長、委員(WPG 員、WG 員も含む)
    • 学術大会・支部学術大会:大会長、組織委員長、組織副委員長、事務局長、および組織委員(WG 員も含む)
  • 様式4 定期報告ならびに臨時報告

    定期報告臨時報告

    • 学会役員:理事(特任理事も含む)、監事
    • 各委員会:委員長、副委員長、委員(WPG 員、WG 員も含む)
    • 学術大会・支部学術大会:大会長、組織委員長、組織副委員長、事務局長、および組織委員(WG 員も含む)
  • 様式5 教育セミナー発表者用

   ①発表者用②座長用