教育セミナー
第34回教育セミナー(2022年度)
<<2月15日差し出しにて、セミナー修了証を発送しました。>>
日本緩和医療学会教育・研修委員会では、日本緩和医療学会教育カリキュラムに基づき、学会員の緩和医療に関する能力の向上と生涯学習のために教育セミナーを開催いたします。参加者にはセミナー修了証を交付いたします。皆様奮ってご参加下さい。
主催 : 日本緩和医療学会
日 時
2023年1月22日(日)10時 ~ 17時
会 場
Zoomミーティングを予定しております
費 用
会 員:5,000円
非会員:6,000円
※尚、ご入金後にキャンセルされた場合、ご返金いたしかねますので何卒ご了承下さい。
参加資格
日本緩和医療学会 会員、および非会員
かつ、下記の「参加要件・修了証発行要件・注意事項」に同意いただける方
【参加要件】
参加に必要な設備、通信環境はご自身でご準備ください。PCでの参加を推奨しております。
Zoomにログインする際は「お申込み時」と同じ「メールアドレス」「お名前」でご入室ください。
Zoomのログ(入退室記録)により出欠確認を行います。
※お申込み時の情報と異なっている場合、出欠ログの照合が困難となり、修了証が発行できない場合がございますのでご注意ください。
ご使用されるメールアドレスは個人のものに限定させていただきます。
※ご所属先の共有アドレスなどでのお申込み、ご参加はお控えください。
【修了証発行要件】
修了証をご希望の場合は10時~閉会までの全日参加が必須条件です。
遅刻・途中退室された場合、修了証は発行いたしませんのでご注意ください。
(第32回以降、WEB開催の教育セミナーは全日参加が必須条件となります。)
※万が一動作不良等により誤ってZoomから退室してしまった場合は、落ち着いて速やかに再入室してください。ただし長時間退室されていた場合、いかなる理由でも修了証は発行いたしません。
※セミナー終了後にログの照合を行い、修了証を発行いたします。お電話やメールでお問合せいただいても発行の可否については回答できません。
※ログの照合にはお時間を頂戴いたしますため、修了証発行については郵便が到着するまでお待ちください。
【注意事項】
当日のご参加にあたりまして「ZOOMでのセミナー受講について」を事前にご参照ください。
当日、参加者様ご自身のシステムトラブルについては学会側で対応致しかねますこと、ご了承ください。Zoomの公式ページでテスト参加が可能ですのでご利用ください(Zoom公式)
1つの画面を申込された2名視聴される場合、当日登録した1名のみが修了証が発行できます。
必ず個別に視聴してください。
セミナー終了後、1ヵ月程度でお手元に修了証・領収証を発送予定です。
【日病薬病院薬学認定薬剤師制度の単位について】※希望者のみ
希望する薬剤師の方へ単位シールの配布を予定しております。
発行要件をご確認の上、セミナー終了後に単位シール申請フォームより別途お申込みください。
日病薬病院薬学認定薬剤師制度の単位シール発行には、10時から閉会までのご参加、および1講演あたり200文字以上(7講演×200字=1,400字以上)のレポートの提出が必須条件となります。
セミナー終了後、1ヵ月程度でお手元に修了証・領収証を発送予定ですが、単位シール発行手続きの関係上、上記期間を経過する場合がございます。
<日病薬病院薬学認定薬剤師制度の認定単位について>
カリキュラム名 単位
- 講演1 Ⅴ-2 0.5
- 講演2 Ⅴ-1 0.5
- 講演3 Ⅴ-2 0.5
- 講演4 Ⅴ-3 0.5
- 講演5 Ⅴ-3 0.5
- 講演6 Ⅲ-1 0.5
- 講演7 Ⅲ-1 0.5
申込方法
申込期間
2022年9月5日(月)10:00から2023年1月10日(火)17:00まで
入金期限
2023年1月12日(木)まで
セミナー資料
1月17日(火)頃にメールにてセミナー資料を配信予定です
タイムテーブル
- 10:00~10:05
開会の挨拶
小林 孝一郎(教育・研修委員会 委員長) - 10:05~10:50
在宅緩和ケアにおけるがん疼痛治療
首藤 真理子(医療法人社団白愛会みなとホームケアクリニック)
在宅緩和ケアでは、在宅療養を希望する患者が在宅で自分らしく過ごせるように、患者の生活を支えるという視点が重要である。病院との大きな違いは、在宅では本人もしくは家族が服薬を管理する点である。在宅で良好な疼痛コントロールを行うためのポイントについて、実際の事例に基づいて説明する。 - 10:50~10:55 休憩
- 10:55~11:40
免疫関連有害事象(irAE)総整理
~緩和ケアの場での鑑別と現実的な対応~
吉田 健史(近畿大学病院がんセンター 緩和ケアセンター・腫瘍内科兼務)
免疫チェックポイント阻害薬の副作用である免疫関連有害事象(irAE)は、治療終了後に発症する可能性もあること、適切な対応により症状緩和が期待できることから、緩和ケア従事者にとっても重要な知識となっている。本講演ではirAEの鑑別診断や緩和ケアの場での現実的な対応について解説する。 - 11:40~11:45 休憩
- 11:45~12:30
緩和ケアにおける泌尿器症状への対応
~がん患者における尿路トラブルで泌尿器科医師が聞かれること、考えていること
河原 貴史(筑波大学 医学医療系 泌尿器外科)
本講演ではがん患者における尿路トラブルに対してケースステディーを通じて患者さん、または主治医の先生からの相談に泌尿器科医師としてどのようなことを考えお答えしているかを解説します。また尿路カテーテルについて取り上げ、トラブルシューテングなど実践的なお話もできればと考えています。 - 12:30~13:30 お昼休憩
- 13:30~14:15
心不全の緩和ケア:tips and tricks
坂下 明大(兵庫県立はりま姫路総合医療センター 緩和ケア内科)
緩和ケア診療加算の対象疾患に末期心不全が追加され、循環器疾患に対する緩和ケアの重要性は周知されてきました。しかし、実臨床では、がん領域とは異なった課題や葛藤に戸惑うことがあるかと思います。本セッションでは、心不全の緩和ケアにおける診療のコツについてお話ししたいと思います。 - 14:15~14:20 休憩
- 14:20~15:05
がん関連倦怠感に役立つリハビリテーション治療
宮田 知恵子(独立行政法人国立病院機構東京医療センター)
がん関連倦怠感は、がん患者に多くみられる苦痛症状のひとつであり、患者の活動性や生活の質に影響を及ぼす因子でもある。本講演では、がん関連倦怠感に対する非薬物療法としてのリハビリテーション治療について概説する。 - 15:05~15:10 休憩
- 15:10~15:55
緩和ケアの中核にあるケアの概念
田村 恵子(京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻)
緩和ケアの出発点は「苦痛をやわらげたい」「寄り添いたい」など医療者の「~したい」という能動的な思いであり、患者とその家族の状況や思い、願いなどを互いが注意深く聴きあう姿勢の根底にあるケアリングとして現れる。このケアリングを手掛かりに、全人的な視点からケアについて考察したい。 - 15:55~16:00 休憩
- 16:00~16:45
日常診療でできる医療従事者への心理的ケア
茅野 綾子(国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院)
緩和ケアに携わる医療者の支援対象には、患者・家族のみならず、その患者をケアする医療従事者も含まれます。診断から死別後まで、医療従事者はそれぞれの立場で様々な葛藤や感情を抱えます。これらの人々に対して日常診療の中で誰もができる心理的ケアについて考えてみたいと思います。 - 16:45~16:55 閉会の挨拶
柏木 秀行(教育セミナーWPG員長)