教育セミナー
第23回教育セミナー(2017年度)
<<7月12日差し出しにて、セミナー修了証を発送しました。>>
日本緩和医療学会教育・研修委員会では、日本緩和医療学会教育カリキュラムに基づき、学会員の緩和医療に関する能力の向上と生涯学習のために教育セミナーを開催いたします。参加者にはセミナー修了証を交付いたします。皆様奮ってご参加下さい。
【医師会員の先行受付について(3月1日(水)10:00開始)】
当学会では2017年度より認定医の募集を開始します。その為、認定医の申請条件に含まれます本セミナーでは、今回のみ医師を対象とした1週間の先行受付期間を設けます。例年定員に余裕はございます為、この期間で定員に達することはございませんが、先行受付期間を設けます事、何とぞご了承のほどお願い申し上げます。
主催 : 日本緩和医療学会
日 時
2017年6月22日(木)10時 ~ 17時
会 場
パシフィコ横浜 国立大ホール
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1
費 用
8,000円(参加費7,000円、昼食費1,000円)
※尚、ご入金後にキャンセルされた場合、ご返金いたしかねますので何卒ご了承下さい。
募集人数
1,600名 1,800名 ※募集枠を拡大しました。
参加資格
日本緩和医療学会 会員
申込方法
※定員に達したため募集を締切ました
申込締切
2017年6月14日(水)17:00
セミナー資料
当日セミナー資料をご用意いたします。
託児所 学会期間中につき、託児所を設置します(有料)
備 考
※参加者にはセミナー修了証を交付させていただくため、当日の参加受付は行いません。必ず事前申し込みを行って下さい。
※以上の内容に変更等が発生した場合、さらに詳しい内容が決定した場合には、ホームページにてご案内させていただきます。定期的にホームページの更新内容をご覧下さい。
※<日病薬病院薬学認定薬剤師制度の単位について>
第23回教育セミナー当日に単位シールを配布します。
受付にて、参加証のご提示をお願いいたします。
・配布時間:16時50以降(全講演終了後に開始します)
・配布場所:国立大ホール1階ロビー 単位シール配布受付
・認定単位については下記をご確認ください。
カリキュラム名 単位
- 講演1 Ⅴ-1 0.5
- 講演2 Ⅲ-1 0.5
- 講演3 Ⅴ-2 0.5
- 講演4 Ⅳ-1 0.5
- 講演5 Ⅴ-2 0.5
- 講演6 Ⅲ-1 0.5
- 講演7 Ⅴ-3 0.5
■タイムスケジュール
- 09:00~ 受付
- 10:00~10:05 開会の挨拶
- 10:05~10:50
オピオイドの薬学的知識と正しい使用方法
中川 貴之(京都大学医学部附属病院 薬剤部)
近年、新しいオピオイドが増え、細やかながん疼痛治療が実施できるようになった反面、複雑にもなった。
本講演では、オピオイドの種類、剤形、使用法、副作用といったオピオイドを正しく使用する上で必要となる
基本事項のほか、作用機序、代謝、薬物相互作用、交差耐性などの薬学的知識について概説する。 - 10:50~11:35
がんを患う親をもつ子どもへのサポート
白石 恵子(独立行政法人国立病院機構九州がんセンター)
がん患者さんにお子さんがいる時、わたしたちはその子どもたちにどのようなサポートを提供することができるのでしょうか。子どもをもつ患者の思い、そして親のがんが子どもたちの生活に与える影響について知り、治療段階に応じてどのような関わりを持てばよいのか考える機会になればと思います。 - 11:35~11:50 休憩
- 11:50~12:35
放射線治療の適応判断
熊野 智康(金沢大学付属病院 放射線治療科)
放射線治療は緩和医療において症状緩和の有効な手段の一つであるが、抗腫瘍効果を持ち、独特の有害事象を有するため、適応の判断においてはがん治療の視点も合わせて考える必要がある。本講演では、具体的な症例を交え、緩和的放射線治療の治療適応について皆様とともに考えていきたい。 - 12:35~13:30 お昼休憩
- 13:30~14:15
予期せぬ事態に直面した時のスタッフのケア
福田 紀子(慶應義塾大学看護医療学部精神看護学分野)
医療事故など予期せぬ事態の発生は、患者家族のみならず、当事者となったスタッフにとっても重篤なトラウマ経験となり得ます。そのときに同僚として、上司として、周囲はどのようなことを意識して対応にあたるとよいか、当事者となったスタッフにとってどのようなサポートが役立つか、などについて取りあげたいと思います。 - 14:15~15:00
がん患者におけるせん妄のケア
奥山 徹(名古屋市立大学病院 緩和ケア部)
せん妄はがん患者において頻度が高く、様々な悪影響をもたらす。せん妄を見逃さないようにするとともに、せん妄と診断した場合には、身体的原因の同定と除去、薬物療法、非薬物療法、家族へのケアなど、多面的なケアを行うことが重要である。当日はこれらの点について、エビデンスと実践の両面から解説する。 - 15:00~15:20 休憩
- 15:20~16:05
免疫チェックポイント阻害薬の有害事象 ~早期発見・早期治療に向けて~
野村 久祥(国立がん研究センター東病院 薬剤部)
二ボルマブの登場により免疫チェックポイント阻害薬(ICB)は、がん治療の基本戦略の第4の柱になると言われている。近年、がん治療の中心である分子標的治療薬での治療において、チーム医療の目的は、症状緩和・ケアであり、結果として患者QOLの向上と治療の継続であった。しかし、発現時期や頻度が不明確なICBにおいては、チーム医療の目的は早期発見、早期治療であると考える。今回、ICBの有害事象と、当院での早期発見・早期治療に向けた取り組みを紹介する。 - 16:05~16:50
慢性腎臓病患者のエンド・オブ・ライフケア
内田 明子(聖隷横浜病院)
慢性腎臓病は無症状に進行し、腎機能廃絶により透析治療や腎移植をしなければ死を回避できなくなる。透析患者は延命治療に依存し、苦痛や喪失感などに向き合い毎日の療養生活を送っているが、治療の非導入や継続中止を望む場合もある。腎臓病患者のエンド・オブ・ライフケアについて考察する。 - 16:50~17:00 閉会の挨拶
◆教育セミナー参加証の事前発送
名前入りの参加証(図1)を6月初旬に発送いたします。セミナー当日、必ずご持参下さい。
※6月16日(金)までに参加証がお手元に届かない場合は事務局までご連絡下さい。
※参加証の発送が完了いたしましたら学会WEBサイトでお知らせします。
◆受付方法
当日、参加証を受付にてご提示下さい。参加証②に受付印を押印いたします。
終了後、受付にて参加証①に修了印を押印し、参加証②は回収いたします。
参加証②をご提出いただいた方に後日修了証を送付いたします。
【注意事項】
参加証①、参加証②で1組となります。切り離さずにお持ち下さい。
受付の押印は11時まで行います。
※11時以降にお越しいただいた場合は受付の押印はいたしません。また終了後、
参加証②をご提出いただいても、修了証は発行いたしませんので、ご注意下さい。
修了の押印は16時より行います。
※16時以前にお帰りの場合は修了の押印はいたしませんので、ご注意下さい。
参加証①はセミナー修了の証明となりますので、控えとして大切に保管して下さい。
※修了印のない参加証①は、セミナー修了の証明にはなりません。
セミナー終了後、1ヵ月間経過しても修了証がお手元に届かない場合は、参加証①をFAXなどでご提示の上、お問い合わせ下さい。
参加証①②の両方に押印がない場合や、セミナー終了後に参加証②が未提出の場合は、修了証は発行いたしませんので、ご注意下さい。