緩和ケア基礎セミナー
第6回日本緩和医療学会緩和ケア基礎セミナー[旧:入門セミナー](2017年度) [旧:入門セミナー](2017年度)
日本緩和医療学会教育・研修委員会では、日本緩和医療学会行動計画に基づき、臨床現場での基本的な緩和ケアの普及と質の向上のために緩和ケア基礎セミナーを開催いたします。参加者には修了証を交付いたします。
皆様奮ってご参加下さい。
【セミナーの名称変更について】
緩和ケアに関心があり、これから取り組んでいきたい方だけでなく、緩和ケアについて基本的な知識や技術を見直してみたい方のニーズに対応し、2017年度よりセミナーの名称を「緩和ケア入門セミナー」から「緩和ケア基礎セミナー」に変更いたしました。
基礎セミナーの内容はこれまでの入門セミナーと同じです。
基本的な緩和ケアを繰り返し学びたい方の再受講は可能ですが、昨年までの入門セミナーを受講し、さらに深く学びたい方は教育セミナーの受講をおすすめします。
主催 : 日本緩和医療学会
日 時
2017年6月22日(木)10時~17時
会 場
パシフィコ横浜 会議センター 503
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1
費 用
会員:6,000円(参加費5,000円、昼食費1,000円)
非会員:7,000円(参加費6,000円、昼食費1,000円)
学生:3,000円(参加費2,000円、昼食費1,000円)
※ご入金後にキャンセルされた場合、ご返金致しかねますのでご了承下さい。また、非学会員費用でのご入金後に会員となられた場合にも、同様に差額は返金致しかねますのでご了承下さい。
※学生の方は「学生証」の写しのご提出が必要です。
対 象
・医師、看護師、薬剤師、臨床心理士、理学療法士、作業療法士ほか医療関係者
・学生
・学習者のレベル「看護基礎教育の卒後3年目程度の看護師」「臨床経験3年以上の医療職」
募集人数
400名(内、学生は先着50名まで)
申込方法
※募集を締切ました
<「学生」区分の参加者様>
学生の方は入金のご案内メール到着後、必要事項をご記入の上、学生証のコピー学会事務局あてにお送りください。
【FAXの場合:06-6441-2055】
右記のテンプレートをご利用ください。【学生証送付状】
【メールの場合:日本緩和医療学会学会事務局宛てメールアドレス】
学生証のスキャンデータを添付し、下記事項をご記入ください。
・件名:第6回緩和ケア基礎セミナー 学生証送信
・本文:1.氏名、2.在籍大学名、3.ご連絡先
申込締切
2017年6月14日(水)17:00
セミナー資料
当日セミナー資料をご用意いたします。
託児所
学会期間中につき、託児所を設置します(有料)
備 考
※参加者にはセミナー修了証を交付させていただくため、当日の参加受付は行いません。必ず事前申し込みを行って下さい。
※以上の内容に変更等が発生した場合、さらに詳しい内容が決定した場合には、ホームページにてご案内させていただきます。定期的にホームページの更新内容をご覧下さい。
※<日病薬病院薬学認定薬剤師制度の単位について>
第6回緩和ケア基礎セミナー当日に単位シールを配布します。
受付にて、参加証のご提示をお願いいたします。
・配布時間:16時50以降(全講演終了後に開始します)
・配布場所:会議センター5階 単位シール配布受付
・認定単位については下記をご確認ください。
カリキュラム名 単位
- 講演1 Ⅰ-1 0.5
- 講演2 Ⅲ-1 0.5
- 講演3 Ⅴ-2 0.5
- 講演4 Ⅲ-1 0.5
- 講演5 Ⅴ-3 0.5
- 基礎セミナー
ポスター
こちらからダウンロードしてご利用ください。
学術大会前日に「教育セミナー」と「緩和ケア基礎セミナー(旧:入門セミナー)」を同時刻に並列で行います。
「教育セミナー」は、従来から行っているもので、日本緩和医療学会教育カリキュラムに基づき、学会員の緩和医療に関する能力の向上と生涯学習のためのものです。年2回開催しており、連続して4回受講すれば教育カリキュラムがほぼ網羅されます。
「緩和ケア基礎セミナー」は、緩和ケアに関わる初学者、緩和ケアの基礎を学びたい医療者に基本的緩和ケアの教育の機会を提供するセミナーです。年1回の開催を予定しており、1回受講することで修了します。こちらは非会員もお申し込みいただけます。
難易度が異なりますので、どちらかを選択してお申し込み下さい。
■タイムスケジュール
- 09:00~ 受付
- 10:00~10:10 開会の挨拶
- 10:10~11:10
緩和ケアとは ~どこでも誰でもできる緩和ケア~
廣橋 猛(永寿総合病院 がん診療支援・緩和ケアセンター)
緩和ケアは特別なケアではありません。どこでも、そして誰でもできるはずの、
ちょっとした心配りや気遣い。そう、きっと誰もがやっていることが緩和ケアの原点です。
患者さんや家族の困りに気付き、将来のことを一緒に心配してみましょう。
知識を学ぶことも大切ですが、その前に緩和ケアの原点を忘れずに。 - 11:10~11:25 休憩
- 11:25~12:25
包括的アセスメント・疼痛マネジメント
矢野 琢也(住友別子病院)
「包括的アセスメント」「疼痛マネジメント」と聞くと、専門家以外にはハードルが高いと思われるかもしれません。
この基礎セミナーでは「痛みの評価のいろは」について、そして「薬の使い分け」についてわかりやすく説明しながら、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。 - 12:25~13:25 昼食
- 13:25~14:25
痛み以外の症状とケア
柏谷 優子(辻仲病院柏の葉 看護部)
全ての医療従事者が担う「基本的な緩和ケア」において、出会う頻度の高い痛み以外の身体・精神症状を取り上げ、症状の理解とマネジメントが根拠をもって行えることを目指す。また、関係志向で対象に関わることについても伝えたい。 - 14:25~14:40 休憩
- 14:40~15:40
コミュニケーション
馬場 知子(自治医科大学附属さいたま医療センター)
緩和ケアに限らず、医療者と患者家族とのコミュニケーションにおいては、必要とする情報は何かを理解すること、抱えている心配を引き出すこと、それらに適切に対応していくことが重要である。
当日はこれらを効果的に行う方法やそれが難しくなる要因について参加者と共に考えていきたい。 - 15:40~15:55 休憩
- 15:55~16:55
家族・遺族ケア
太田 多佳子(松山ベテル病院 相談室)
精神腫瘍学の領域では、家族は「第二の患者」とされつつ、臨床現場での家族は、クライエントに関する情報提供や、介護の担い手として捉えられ、責任感と役割遂行のプレッシャー下に置かれることが多い。
そのような中で、家族ケア・遺族ケアを実践していく工夫について、事例を交え考察する。 - 16:55~17:00 閉会の挨拶
◆緩和ケア基礎セミナー参加証の事前発送
名前入りの参加証(図1)を6月初旬に発送いたします。セミナー当日必ずご持参下さい。
※6月16日(金)までに参加証がお手元に届かない場合は事務局までご連絡下さい。
※参加証の発送が完了いたしましたら学会WEBサイトでお知らせします。
◆受付方法
当日、参加証を受付にてご提示下さい。参加証②に受付印を押印いたします。
終了後、受付にて参加証①に修了印を押印し、参加証②は回収いたします。
参加証②をご提出いただいた方に後日修了証を送付いたします。
【注意事項】
- 参加証①、参加証②で1組となります。切り離さずにお持ち下さい。
- 受付の押印は11時まで行います。
※11時以降にお越しいただいた場合は受付の押印はいたしません。また終了後、 - 参加証②をご提出いただいても、修了証は発行いたしませんので、ご注意下さい。
- 修了の押印は16時より行います。
※16時以前にお帰りの場合は修了の押印はいたしませんので、ご注意下さい。 - 参加証①はセミナー修了の証明となりますので、控えとして大切に保管して下さい。
※修了印のない参加証①は、セミナー修了の証明にはなりません。 - セミナー終了後、1ヶ月経過しても修了証がお手元に届かない場合は、参加証①をFAXなどでご提示の上、お問い合わせ下さい。
- 参加証①②の両方に押印がない場合や、セミナー終了後に参加証②が未提出の場合は、修了証は発行いたしませんので、ご注意下さい。