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緩和ケアチーム登録 Q & A

1. 施設について

Q1-1【施設の種類】は、がん診療拠点病院の指定を受けている場合、「がん専門病院」に入るのでしょうか?

A.がん専門病院は『がんを専門に診療している病院のうち、年間総退院患者のがん患者割合が概ね8割を超えている病院とする』としておりますので、該当するがん診療拠点病院は「がん専門病院」としてください。
それ以外の急性期病院で、がん診療拠点病院の指定を受けている施設は、「その他の病院」としてください。

Q1-2【年間総退院患者数】、【年間がん患者退院数】はどのように出すのでしょうか。

  • 病歴管理室がある施設では、「年間総退院数、そのうちのがん患者(悪性新生物)を出してほしい」と尋ねると調べやすいです。
  • 病歴管理を医事課が兼務している施設では医事課で上記を尋ねると調べやすいです。
  • 上記の対処でも困難な場合は、継続して努力していだく項目としてください。その場合、備考欄に「今後努力する項目」とご記入ください。
  • 年間がん患者退院数とは、主病名が癌と診断されている患者の退院数です。

Q1-3【年間総退院患者数】と【年間がん患者退院数】には、それぞれ「死亡退院」も含まれますか。

A.「死亡退院数」も含まれます。

 

3. 緩和ケアチーム 構成について

Q3-1【緩和ケア診療加算】の年月は、初回の受理年月を記入するのでしょうか。それとも現在のバージョンを受けた年月を記入するのでしょうか。

A.初回、継続、再受理にかかわらず、最後に受理された年月日を記入してください。

Q3-2 メンバー構成の各人数は、どの時点の構成を記入するのでしょうか。

A.登録対象年度の末日(2016年度分の登録であれば2017年3月31日)時点の構成を記入してください。

Q3-3 年度の始めに身体担当医の常勤専従が1名いたが、年度途中で退職して0名の場合は、どのように記入するのでしょうか。

A.登録対象年度の末日時点で身体担当医の常勤専従が0名ならば、0名と入力としてください。

Q3-4 看護師の常勤専従1名が育児休暇中で不在の場合は、どのように記入するのでしょうか。

A.登録対象年度の末日時点で看護師の常勤専従が0名ならば、0名と入力してください。

Q3-5 メンバー構成のうち、各病棟に配置されるリンクナースは看護師の兼任に含まれますか。

A.チームの看護師とは、チーム活動に直接かかわる看護師を指し、間接的に関わるリンクナースはチームの看護師には含みません。

Q3-6「臨床心理士」の定義を教えてください。

A.「臨床心理士」とは、公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会が認定する「臨床心理士」の資格を有する者をいいます。

 

5. 入院患者対象 コンサルテーション実績について

Q5-1【依頼の時期】で、一度もがん治療を受けずに終了した場合はどれに当てはまりますか。

A.ここの問いでは、治療のどの段階から依頼があったかを聞いております。
治療しないと意思決定された、もしくは医療者が今後はがん治療適応でないと判断している時点での依頼であれば「がん治療終了後」を選択してください。

Q5-2【依頼時の依頼内容】の延べ件数とは、一症例に複数あれば複数選ぶのでしょうか。依頼者からの件数でしょうか、それとも依頼を受けたチーム側が感じた件数でしょうか。

A.依頼時に依頼者が介入を希望した項目をカウントして下さい。
例えば診療申し込み用紙に「疼痛管理」と「便秘」があげてあれば、がん疼痛=1件、疼痛以外の身体症状=1件、とカウントして下さい(チームがアセスメントして見出したニーズは含みません)。

Q5-3【依頼時の依頼内容】で、緩和ケアチームが院内の緩和ケア病棟への転棟依頼の受付をおこなっている場合はどの項目に入りますか。

A.「その他」に入れてください。

Q5-4「在宅ケア」とは、退院後訪問看護に入ってもらわない状況で、緩和ケア外来で診てゆく場合を含みますか。

A.「退院」とは退院後訪問看護や在宅医の介入なく緩和ケア外来、あるいは主治医科外来で診てゆく症例を指し、「そのうち在宅ケアを導入した数」とは、訪問看護や訪問診療を導入したものを指します。

Q5-5【転帰】で、自施設内で緩和ケア病棟へ転棟した場合は転帰のどこに含まれますか。

A.自施設での緩和ケア病棟への転棟は「緩和ケア病棟転院」に含まれます。

Q5-6【転帰】で、入院中にチーム介入し外来でフォロー中の場合はどれに当てはまりますか。

A.入院患者対象のコンサルテーションがどのような形で終了したかを回答する項目です。その後緩和ケア(チーム)外来等でチーム(もしくはメンバー)がフォローしているかどうかにかかわらず、入院中に介入終了した場合は「介入終了(生存)」、介入中に退院に至った場合は「退院(死亡退院、転院は含まない)」を選択してください。
※外来緩和ケア管理料はこれに含みません。

Q5-7【転帰】で、退院時に地域連携の部署を通じて在宅ケア導入を行った場合は、在宅ケア導入の件数に含まれますか。

A.緩和ケアチームが協働で行ったもの(緩和ケアチームに依頼があり、介入中に退院に向けて在宅ケア導入を行った場合や「地域連携を担う部署への情報提供」「地域連携を担う部署と調整」を緩和ケアチームが行った場合など)は、在宅ケア導入の件数に含めてください。
ただし、介入が終了してから退院調整が行われた場合は在宅ケア導入の件数に含めないでください。

Q5-8【転帰】の選択にホスピスがないですが、ホスピスに転院した場合は、どの項目にカウントすればよいですか。

A.本登録では緩和ケア病棟とホスピスは同義語としております。「緩和ケア病棟転院」にホスピス病棟転院を含めてください。

 

6. 緩和ケアチームによる教育・研修について

Q6-1 緩和ケアチームによる教育、研修をシリーズで行っている場合、開催回数はどのようにカウントすればよいですか。

A.シリーズでも、一つ一つ区切りがあり、一つの研修会として成立する場合は、1回ごとにカウントしてください。
シリーズでの研修会を終えて初めて成立する研修会の場合は、成立した時点で1回とカウントしてください。

 

その他

Qe-1 施設のデータを提出するために依頼文書が必要です。どのような手続きが必要ですか。

A.学会事務局より依頼書をお送りいたします。下記の学会事務局までご連絡ください。
なお、国指定の拠点病院および前年度の登録施設には、登録開始前に依頼文書をお送りしています。

日本緩和医療学会 下記事業に関する担当事務局
・教育・研修委員会事業
・専門医認定委員会事業
・専門医育成・教育委員会事業
・専門的・横断的委員会事業
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