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教育セミナー

第35回教育セミナー(2023年度)

 日本緩和医療学会 教育・研修委員会では、日本緩和医療学会教育カリキュラムに基づき、学会員の緩和医療に関する能力の向上と生涯学習のために教育セミナーを開催いたします。参加者にはセミナー修了証を交付いたします。皆様奮ってご参加下さい。

主催 : 日本緩和医療学会

日  時

2023年6月11日(日)10時 ~ 17時

会  場

Zoomミーティングを予定しております

費  用

会 員:5,000円
非会員:6,000円
※尚、ご入金後にキャンセルされた場合、ご返金いたしかねますので何卒ご了承下さい。

参加資格

日本緩和医療学会 会員、および非会員
かつ、下記の「参加要件・修了証発行要件・注意事項」に同意いただける方

【参加要件】

参加に必要な設備、通信環境はご自身でご準備ください。PCでの参加を推奨しております
Zoomにログインする際は「お申込み時」と同じ「メールアドレス」「お名前」でご入室ください。
Zoomのログ(入退室記録)により出欠確認を行います。
※お申込み時の情報と異なっている場合、出欠ログの照合が困難となり、修了証が発行できない場合がございますのでご注意ください。
ご使用されるメールアドレスは個人のものに限定させていただきます。
※ご所属先の共有アドレスなどでのお申込み、ご参加はお控えください。

【修了証発行要件】

修了証をご希望の場合は10時~閉会までの全日参加が必須条件です。
遅刻・途中退室された場合、修了証は発行いたしませんのでご注意ください。
(第32回以降、WEB開催の教育セミナーは全日参加が必須条件となります。)
※万が一動作不良等により誤ってZoomから退室してしまった場合は、落ち着いて速やかに再入室してください。ただし長時間退室されていた場合、いかなる理由でも修了証は発行いたしません。
※セミナー終了後にログの照合を行い、修了証を発行いたします。お電話やメールでお問合せいただいても発行の可否については回答できません。
※ログの照合にはお時間を頂戴いたしますため、修了証発行については郵便が到着するまでお待ちください。

【注意事項】

当日のご参加にあたりまして「ZOOMでのセミナー受講について」を事前にご参照ください。
当日、参加者様ご自身のシステムトラブルについては学会側で対応致しかねますこと、ご了承ください。Zoomの公式ページでテスト参加が可能ですのでご利用ください(Zoom公式
1つの画面を申込された2名視聴される場合、当日登録した1名のみが修了証が発行できます。
必ず個別に視聴してください。
セミナー終了後、1ヵ月程度でお手元に修了証・領収証を発送予定です。

【日病薬病院薬学認定薬剤師制度の単位について】※希望者のみ

希望する薬剤師の方へ単位シールの配布を予定しております。
発行要件をご確認の上、セミナー終了後に単位シール申請フォームより別途お申込みください。
日病薬病院薬学認定薬剤師制度の単位シール発行には、10時から閉会までのご参加、および1講演あたり200文字以上(7講演×200字=1,400字以上)のレポートの提出が必須条件となります。
セミナー終了後、1ヵ月程度でお手元に修了証・領収証を発送予定ですが、単位シール発行手続きの関係上、上記期間を経過する場合がございます。

<日病薬病院薬学認定薬剤師制度の認定単位について>
  カリキュラム名 単位

  • 講演1  Ⅴ-2  0.5
  • 講演2  Ⅴ-3  0.5
  • 講演3  Ⅴ-2  0.5
  • 講演4  Ⅲ-2  0.5
  • 講演5  Ⅲ-1  0.5
  • 講演6  Ⅲ-1  0.5
  • 講演7  Ⅲ-1  0.5

申込方法

申込フォーム(※申込は締め切りました

申込期間

2023年4月3日(月)10:00から2023年5月30日(火)17:00まで

入金期限

2023年6月1日(木)まで

セミナー資料

6月6日(火)頃にメールにてセミナー資料を配信予定です

タイムテーブル

  • 10:00~10:05  
    開会の挨拶
    小林 孝一郎(教育・研修委員会 委員長)
  • 10:05~10:50  
    難治性がん疼痛に対する薬物療法
    大坂 巌(社会医療法人石川記念会HITO病院 緩和ケア内科)
    薬剤の選択肢が増えたことやガイドライン・成書の整備により、がん疼痛治療は進歩してきた。しかし、一筋縄では行かない痛みに直面することも少なくはない。本講演では、難治性がん疼痛に対する薬物療法の可能性を再考する。
  • 10:50~10:55  休憩
  • 10:55~11:40 
    腎不全患者の緩和ケア
    坂井 正弘(東京ベイ・浦安市川医療センター 腎臓・内分泌・糖尿病内科)
    近年,透析見合わせに関する意思決定プロセスについての提言や,保存的腎臓療法(CKM)に関するガイドが公表・刊行され,腎不全の緩和ケアへの注目度は高まっている。一方,多彩な合併症管理や腎代替療法の特殊性など,緩和ケア実践に際して課題は少なくない。腎不全緩和ケアのポイントについて解説する。
  • 11:40~11:45  休憩
  • 11:45~12:30  
    悪心嘔吐の診療のコツ
    横道 直佑(聖隷三方原病院 緩和支持治療科)
    悪心嘔吐は進行がん患者において高頻度に認める症状である。その原因は薬物、代謝障害、消化器系の障害、中枢神経系の障害、精神心理的なものなど様々で、複数の要因が複雑に絡んでいるケースも稀ではない。本セミナーでは悪心嘔吐の診療のコツについて、最新のエビデンスを交えて整理する。
  • 12:30~13:30  お昼休憩
  • 13:30~14:15  
    在宅緩和ケアにおける薬剤師の協働
    佐久間 詠理(医療法人社団淳友会 わたホームクリニック)  
    在宅緩和ケアにおける患者さんの療養の場は、生活の場でもあります。多職種のチームで、患者さんの希望を尊重して医療提供を行います。本講演では、多職種が専門性を活かして役割を担い、その中で薬剤師が取り組む協働をお示しします。
  • 14:15~14:20  休憩
  • 14:20~15:05 
    コミュニケーションガイドラインの推奨を活用する

    秋月 伸哉(都立駒込病院 精神腫瘍科・メンタルクリニック)
    2022年にがん医療における患者-医療者間コミュニケーションガイドラインが発刊されました。ガイドラインが何を推奨しているのか、そして推奨している内容を病院のシステムや日々の臨床にどのように組み入れるかについて解説します。
  • 15:05~15:10  休憩
  • 15:10~15:55  
    自殺の危険から見た自殺予防の基礎
    衛藤 暢明(福岡大学医学部 精神医学教室)  
    臨床場面では、「死にたい」と言う人に多く出会いますが、その対応については必ずしも広く知られていない現状があります。自殺念慮を中心とした自殺の心理、自殺の危険因子、声の掛け方・問い方、危機が迫った時の対応と連携について具体的に解説します。
  • 15:55~16:00  休憩
  • 16:00~16:45  
    アドバンス・ケア・プランニング
    森 雅紀(聖隷三方原病院 緩和支持治療科)
    緩和ケアにおけるACPは、日々試行錯誤の連続です。本セッションでは、まずACPの経緯とエビデンスを概説します。次に、ACPに関する課題やうまくいっていない点を振り返ります。最後に、ACPを実践するためにはどうすればよいのか、特に緩和ケアの視点から皆様と共に考えられれば幸いです。
  • 16:45~16:55 閉会の挨拶
    柏木 秀行(教育セミナーWPG員長)