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Japanese Society for Palliative Medicine
News Letter No.91
日本緩和医療学会ニューズレター
May 2021  91
委員会活動報告
9月4日に中国・四国支部学術大会をWEBで開催!
第3回中国・四国支部学術大会
大会長 坪田 信三

 2021年9月4日にWEB方式で日本緩和医療学会第3回中国・四国支部学術大会を開催いたします。この一年は新型コロナ感染症に翻弄されていましたが、新型コロナ感染症を制御できるところまでは至っていません。今まで当たり前であった毎日が、感染や濃厚接触者になるのではないかという不安に医療・介護業界、いや社会全体が振り回されています。その状況で、我々は今までの様々な感染症で得た知見と現代の科学技術を総動員して対処しています。今という時は、過去の経験を新たに学び直す機会です。
 緩和医療は、がん対策基本法の制定を契機として大きく注目され発展を遂げています。日本緩和医療学会第3回中国・四国支部学術大会を“令和時代に求められる緩和医療とは”をメインテーマとして開催します。平成の時代にがん患者に対する緩和医療が芽吹き大きく枝を広げました。令和になりがんからそれ以外の疾患、特に心不全、認知症などに対する緩和医療の拡充が求められています。痛み、呼吸困難など様々な辛い症状に対する緩和が中心であった平成から、令和では家族という視点が改めて注目されています。現在、新型コロナ感染症対策で家族の面会が制限されました。それにより患者が孤立し、また家族が患者の病状変化に追いついていけない事態が生じました。新型コロナ感染症対策で生じた問題点を踏まえ、改めて緩和医療とは何かが問われています。新型コロナ感染症の時代であるからこそのものと考え、特別講演、教育講演、一般演題を中心とした支部学術大会を開催します。皆様にとって大きな学びとなることを信じて準備しております。本来なら松山の地での開催を考えていましたが、新型コロナ対策のためWEBで開催することになり、結果的には他の支部の皆様にとっても有意義なものになると思います。全国からの参加をお待ちいたしております。

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