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Japanese Society for Palliative Medicine
News Letter No.91
日本緩和医療学会ニューズレター
May 2021  91
委員会活動報告
2021年第3回日本緩和医療学会
北海道支部学術大会開催に向けて
第3回北海道支部学術大会
大会長 小池 和彦

 昨年度開催予定されておりました国内7支部の学術大会は、COVID-19の感染拡大に伴い一律に本年度に延期開催の運びとなり、北海道支部学術大会につきましては、8月28日(土)にオンライン形式(一部LIVE配信)で開催することとなりました。
 COVID-19につきましては、ワクチン接種が開始されているものの3月の段階での接種率は低く、加えて変異株の感染拡大もあり、収束の見通しは不透明な状況と言わざるを得ません。そこで開催形式につきまして、北海道支部運営委員会で協議した結果、安全性、安定性を重視し、オンライン開催といたしました。本来あるべき支部大会の在り方としては、顔の見える人と人との交流が可能な現地対面式開催が望ましいように思いますが、昨年開催できなかった支部学術大会につきまして、コロナ禍の状況で本年はまず開催することを最低条件としてオンライン形式での開催準備を進めている次第です。
 第3回の北海道支部学術大会のテーマは、「寄り添い、支える緩和ケア〜コロナ感染症時代の緩和ケア〜」と致しました。“寄り添う”には、患者様・御家族の苦悩、不安、希望、人生、心などに医療者がチームで寄り添うこと、“支える”には、生きること、その人らしい人生を共に支えるといった意味が含まれております。
 プログラムとして、一般演題発表(デジタルポスター)のほか、がん患者の予後予測と予後告知、化学療法関連有害事象への支持療法をテーマとしたシンポジウム2セッション、特別講演2題、共催セミナー、そしてCOVID-19関連企画も予定しました。コロナ感染症が、社会生活はもちろん、医療の世界にも多大な影響を与えております。厳重な感染管理下で、いかに患者様・家族に寄り添った緩和ケアを提供できるのか?難しい状況下での御経験や試みなどをご発表、意見交換してもらうような場になれば幸いです。
 一昨年以来約2年ぶりの本大会が、皆様と情報交換・共有を行い、有意義なものになることを願っております。事前登録が、6月21日より開始となります。多くの皆様のご参加をいただければと存じます。

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