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Japanese Society for Palliative Medicine
News Letter No.90
日本緩和医療学会ニューズレター
Feb 2021  90
委員会活動報告
日本専門医機構サブスペシャルティ領域申請について
専門医認定・育成委員会
委員長 久永 貴之

 2020年9月30日に一般社団法人日本専門医機構で開催されました「基本領域およびサブスペシャルティ領域学会に対するサブスペシャルティ領域専門医制度の説明・意見交換会」に於いて、サブスペシャルティ領域の今年度の申請方法についての説明があり、当学会はすべての基本領域専門医数が50%未満のカテゴリーCに分類され、連動研修を行わない通常研修方式に該当すること、最も専門医数の多い基本領域が申請窓口となる連絡協議会を担当し、その他の10%以上の基本領域からの承認を得る必要があることについて確認されました。
 当学会としては、若手医師に対するキャリアパスを示すために一般社団法人日本専門医機構によるサブスペシャルティ領域の認定を目指し、可能であれば全ての基本領域からの門戸が閉ざされないよう検討して参りますが、まずは専門医数の多い内科、麻酔科、外科、総合診療の4つの基本領域学会から承認を得られるように働きかけを行う方針といたしました。
 11月に緩和医療専門医を対象とした基本領域専門医取得状況についてアンケート調査を実施し、回答の得られた262名中、麻酔科専門医65名24.8%、総合内科専門医65名24.8%と同数であり、外科専門医28名、外科認定登録医13名併せて15.6%となりました。同数であったため、公益社団法人麻酔科学会、一般社団法人内科学会と協議を行い、公益社団法人麻酔科学会が担当する基本領域となることと決定しました。しかしながら一般社団法人外科学会に関しましては、今年度は既に承認済みの6領域のサブスペシャルティ(消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科、乳腺、内分泌外科)を除き、3階部分に相当する領域や横断的領域については、一律に推薦と了承を見合わせることについて回答がありました。そのため、調査票には一般社団法人外科学会から未承認であることを記載したうえで、提出期限でありました12月24日に麻酔科学会連絡協議会を通じて一般社団法人日本専門医機構にサブスぺシャルティ領域の申請を行いました。今後は審査結果を受けて対応を検討して参ります。

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