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Japanese Society for Palliative Medicine
News Letter No.88
日本緩和医療学会ニューズレター
Aug 2020  88
理事就任挨拶
理事就任のご挨拶

日本医科大学付属病院 薬剤部
伊勢 雄也


 この度、2回目の日本緩和医療学会の理事に選出させていただきました、日本医科大学付属病院薬剤部伊勢雄也と申します。代議員選挙、ならびに理事選挙では多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございました。2年間に、教育・研修委員会、学術委員会、渉外委員会、緩和ケアチーム自施設評価WPG、緩和ケアチーム活動の手引き職種別等追補版検討WPG、学術大会支援WPG、がん疼痛薬物療法ガイドライン改訂WG、と3つの委員会、3つのWPG、1つのWGに参加させていただきました。2020年6月1日現在、会員数12,061名のうち、薬剤師は929名(7.7%)となっています。この、900人余いる薬剤師代表として、引き続き、理事会、ならびに各種委員会では責任ある提案、提言を行い、緩和医療の発展に尽力させていただきますのでどうかよろしくお願い申し上げます。
 2020年4月診療報酬改定において、患者さんにレジメン(治療内容)を提供し、患者さんの状態を踏まえた上で必要な指導を行うと共に、地域の薬局薬剤師を対象とした研修会の実施などの連携体制を整備した場合、医療機関で診療報酬(連携充実加算:150点/月)が算定できることになりました。一方、保険薬局においても、患者さんのレジメンなどを把握した上で必要な服薬指導を実施したり、次回の診察時までの患者さんの状況を確認し、その結果を医療機関に情報提供した場合についても診療報酬(特定薬剤管理指導2加算:100点/月)が算定できることになりました。
 このような背景もあり、がん患者における、医療機関-保険薬局の連携は、益々必要となってくると考えられます。また、抗がん剤だけでなく、抗がん剤の副作用対策に用いられる薬剤や、オピオイド製剤などの有効性や副作用、相互作用などを医療機関-保険薬局で情報共有することは重要になってくると思われます。この、患者さんのための、医療機関-保険薬局の連携、構築というものを第一に考え、仕事を行っていきたいと考えております。
 微力ではございますが、薬剤師代表として、本学会の更なる発展のために尽くしていきたいと考えておりますので、ご支援ご鞭撻の程、どうかよろしくお願い申し上げます。

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