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Japanese Society for Palliative Medicine
News Letter No.89
日本緩和医療学会ニューズレター
Nov 2020  89
理事就任挨拶
将来構想委員会委員長として


佐久総合病院
佐久医療センター 緩和ケア内科
山本 亮


 佐久医療センター緩和ケア内科の山本亮と申します。今回4期目の理事に選んでいただきありがとうございました。今期も一生懸命頑張りたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
 これまでは教育委員会を中心に担当してきましたが、今期は将来構想委員会を任されることとなりました。この委員会の役割は、当学会として重要な課題やこの先に重要となる課題などを整理し、議論していくことを通じて、理事会で議論するためのたたき台を作成することです。折しもCOVID-19パンデミックの影響で、学術大会がweb開催となったり、各種セミナーの開催が中止となったりしています。当学会の各種委員会などで開催されていた会議もweb上で開催されることになり、これまでとは状況が大きく変わってしまいました。当委員会もこれまでは理事会開催日の午前中に開催されていましたが、時間的制約もあり十分議論し尽くすだけの時間をとることが難しかったようです。今期はweb開催となるメリットを生かして、開催頻度を増やし、一つ一つの課題に対して十分な議論ができるようにしていきたいと考えています。
 がんの終末期ケアから発展してきた緩和ケア・緩和医療は、がん診療の早い時期から提供されるようになり、またがん以外の疾患にも広がってきています。がん対策基本法の後押しもあり、ここ10年で急速に発展してきた緩和ケアではありますが、急速に大きくなり、守備範囲も広がったことで見えにくくなったり、複雑化しているところも多くあります。それらの問題を抽出し、改善策を議論し、さらにこれから私たちは何を目指していけばよいのか、そして学会が果たす役割は何なのかを、会員の皆様の声も聴きながらしっかりと考えていきたいと思います。進捗についてはその都度ニューズレターなどを通じて学会員の皆さまにもお伝えしていければと思いますし、皆さんからご意見を頂戴する機会も持ちたいと思います。どうかご協力よろしくお願いいたします。

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