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Japanese Society for Palliative Medicine
News Letter No.82
日本緩和医療学会ニューズレター
Feb 2019  82
編集後記

 がん患者の人生の最終段階における苦痛や療養状況に関する初めての全国的な実態調査が、厚生労働省の委託事業として行われます。本邦でこれまで行われたがん患者体験の全国的な実態調査は、治療期を対象とする(患者体験調査)や医療機関が限られる(J-HOPE研究)などの限界がありました。この調査は人口動態調査に用いられる死亡票を用いて死亡者を同定することで、地域や医療機関の垣根のない真の意味での“全国調査”となります。2018年に実施された予備調査の結果はHPで公表されています(https://www.ncc.go.jp/jp/cis/divisions/sup/project/090/result/index.html)。本年行われる本調査の結果が大いに期待されます。

佐藤 一樹

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