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Japanese Society for Palliative Medicine
News Letter No.81
日本緩和医療学会ニューズレター
Nov 2018  81
理事就任挨拶
日本緩和医療学会理事就任ご挨拶
岩手医科大学緩和医療学科
木村 祐輔




 この度、初めて理事に選出いただきました岩手医科大学緩和医療学科の木村祐輔と申します。代議員選挙、ならびに理事選挙におきましては大勢の方よりご支援を頂戴し心より感謝申し上げます。
 私は、1994年に岩手医科大学を卒業後、消化器外科医として約20年間診療に従事して参りました。その間、手術・化学療法・放射線療法などのがんの集学的治療や救命救急医療を担当しつつ、栄養管理、呼吸・循環管理、感染対策など、周術期管理の更なる洗練を目指して研鑽を積んで参りました。2007年からは当院の緩和ケアチームリーダーとしての経験を経て、2014年に現職に就きました。現在は、緩和医療を専門に担う医療者として、これまで自らの内に蓄積した知識や技術を礎に、がん治療と並行して行う緩和ケアのあり方を大勢のがん治療医との協働の中で追求しております。
 現在の本学会における私の最大の関心事は、各地域の支部会設立にあります。私は2014年から、設立後22年の歴史を有する東北緩和医療研究会の事務局を担当し、高齢化率が急速に高まる東北地方において、多職種協働の研究会の発展に努めて参りました。このような地域において集うことの意味は、文化や環境の共通性を背景に、「先進を知り、標準を学び、自らの位置を見つめる」ことにあり、更に集うことを通じて互いに信頼により結ばれる連携体制の礎を築くことだと考えております。今後こうした支部活動が、各地域で活発になされることを考えますと、本学会の学術大会と各支部大会の役割をどのように設け、発展させるべきかにつきまして、早急に明確化することが重要だと考えます。私は、この度、地区委員としての役目も仰せつかりましたので、是非多くの学会員の皆様からご意見をお寄せいただき、本学会の新たな方向性、運営体制をご提示できるよう務めて参りたいと思います。
 今後とも皆様のご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

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