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Japanese Society for Palliative Medicine
News Letter No.81
日本緩和医療学会ニューズレター
Nov 2018  81
理事就任挨拶
新理事就任のご挨拶
東北大学大学院医学系研究科 緩和医療学分野
井上 彰




 このたび日本緩和医療学会の理事を新たに拝命し、ご支援いただいた皆様に深く感謝申し上げるとともに、責任ある立場に改めて身が引き締まる思いです。
 私はがん薬物療法専門医であり、抗がん治療の専門家として20年近いキャリアを積んできましたが、その初期に国立がんセンター東病院緩和医療科で志真泰夫先生のご指導を受けて以来、「抗がん治療と緩和医療の統合」を常に意識して活動してきました。昨今かなり周知されてきた「早期(診断時)からの緩和ケア」の有用性を患者・家族に還元するには、緩和ケアの専門家が不足しているわが国では(がん・非がんを問わず)各疾患の治療医との連携が不可欠です。特に最大死因であるがんの治療医に対しては、私自身が既に教育的役職に就いている公益社団法人日本臨床腫瘍学会、一般社団法人日本癌治療学会、特定非営利活動法人日本肺癌学会などを通じて本学会の影響力を強め、さらに大学院大学の講座責任者としての立場から卒前・卒後教育における緩和医療の充実を進め、今まで以上に上記の「統合」を促進し「早期からの緩和ケア」の普及に努めたい所存です。また、2010年から継続しているオンラインジャーナル編集委員会での活動を通じて、本学会員の研究の質の向上にも貢献したいと考えています。
 新参者ですので至らぬ点も多々あるかとは思いますが、ご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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