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Japanese Society for Palliative Medicine
News Letter No.77
日本緩和医療学会ニューズレター
Nov 2017  77
編集後記

 医師になりたての20数年前には病院にいる時間が(やむなく)長ければ長いほど「熱心だ、患者思いだ」と評価されることが多かったと思います。いまや、効率よく仕事を終え、さっさと勤務先を後にすることが奨励される時代となりました。緩和ケア・ホスピスケアにおいて、患者さんのペースを尊重しつつ、沈黙を挟んだコミュニケーションがとても重要であることを学生にも説いているのですが、果たして、「今日はいいケアを行えたな」と感じながら、17時過ぎに勤務先を後にできる日が年間何日ぐらい自分にはあるのかと、地方の中小病院でふと考えます。今回のニューズレターも多くの方のextraの時間の中で編み出されました。同じく日本のどこかで毎日汗をかいているホスピス・緩和ケア従事者のお役に立てることを思って。

西村 幸祐

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